「いつまで娘と一緒に寝ていられるだろう」
「無条件に手を握ってくれるのは今だけ」
「たまには娘を貸し切りたい」
こんな想いがふと湧き上がり、娘と北海道へ行くことに決めたこの夏。突発的に思いついた父娘旅です。
今しかできない経験を、思いっきり楽しんできました。それも2泊3泊という中途半端な期間じゃなく、10日間というロングステイ。
日常では体験できない経験をさせてくれるのが旅育。
今まで父娘旅なんかしたことない!という方に、少しでも参考になればうれしいです。
ぜひ、最後までご覧ください。
父娘旅の参加者
参加者
- 父(40代)
- 娘、通称:食べすぎガール(5歳)
日程
7月23日〜6泊(札幌)
7月29日〜3泊(旭川)
合計、9泊10日
なぜ北海道を選んだかというと、娘が暑さに弱いからです。
少しでも涼しい北の大地で、夏を思いっきり楽しませたいという親心です。
出発前に決めていたこと
- 行きのチケット確保、羽田→新千歳空港
- 札幌のホテル予約6泊分
- 札幌で行きたい場所、3〜4箇所
この程度です。
出発時点では、帰りの飛行機は取っていません。札幌の他に、キロロ・旭川・富良野など…どこに行くか迷っていました。
旅は計画通りには行かないものです。
ホテルくらい決めておけば何とかなるでしょう。
父娘旅は羽田空港から始まる
今回乗ったのはAIRDOです。
妻から「AIRDOで1200円で北海道に行けるよ」と提案されてました。
こういった情報をかき集める能力は凄まじい。旅となるとなおさら。
AIRDOカウンターで待つ娘。相棒の赤ちゃんマンは、今までも各地を共にしてきた。もちろん今回も一緒だ。
大好きなアイテムを持参させることで、母親がいない不安を少しでも忘れさせる。
無事にチェックインが終わり、早めに搭乗口へ向かいます。
空港の楽しみといえば、出発前にラウンジで過ごす時間です。旅の高揚感を盛り上げてくれる大事な場所だと思う。
ちなみに、ラウンジといえば僕が持っているSPGアメックスカードなら2名まで無料なので娘も入れました。他のゴールドカードだと1名のみ。
父娘旅ならクレカはSPGを推します。
窓越しに見える飛行機は、いつ見てもワクワクする。旅行の際は娘がおやつ係なので、ラウンジ用のおやつを催促してみた。
旅行中の役割を子供に与える
父「おやつ係さん、ラウンジのおやつをお願いします」
娘「はいどうぞ、ちんすこうです!」
父「ありがとう…」
今から北海道に向かうのに、沖縄のちんすこうが出てきました。さすがのチョイス!
さらに、ラウンジではこんなシールがもらえました。子供はいいなぁ。
羽田から新千歳までは約1時間30分のフライトです。
5歳ともなれば、1人で自分の時間を楽しめます。
スマホやテレビを見せていない我が家では、時間つぶしといえば定番のぬり絵。自分で選んでくれるので、助かります。
機内では、定番のジュースの他にヨーグルッペというドリンクサービスもありました。
リボンマークが可愛らしい。
左のコップは、CAのお姉さんが書いてくれたクマさんです。
おそらく、AIRDOのマスコットキャラ「ベアドゥ」でしょう。子供への配慮をしてくれるすべてのCAさん、いつもありがとう。大人にも書いてくれるとうれしいです。
父娘旅は新千歳空港に到着
新千歳空港にオンタイムで到着。この時点で11時30分なので、お昼ごはんにちょうどいい。さっそく食事にする。
新千歳空港は広いし、ご当地レストランがいっぱいあります。しかし、お腹の空いた子供には北海道らしさなんか関係なし。
一刻も早くご飯を食べたいというおねだりから、定番のフードコートへ。真っ先に見えたお子様セットをチョイス。
鼻の容器は何も入っていない。空っぽだ。
野菜を盛り込んでほしいと思う親心とは裏腹に「食器代わりになるじゃん!」と大満足の娘。
さっそく盛り付けていました。はい、こちら。
ミニ弁当、お上手ですね。それよりさっさと食べてください。
食事は無事に終わり、せっかくなので空港内を散策します。新千歳空港には「ドラえもんわくわくスカイパーク」という、ドラえもんオフィシャルショップがあります。
大好きなドラえもんに会いに行きました。可愛らしいドラがいっぱいで、ご機嫌の娘。
昼食の直後だというのに、ドラえもんとドラミのたい焼きをペロッと頂きます。
販売はされていませんでしたが、このドラえもんの食器かわいかった。
満腹度はさらに向上し、地下鉄で市内へ移動します。めざすは今夜のホテルがある大通駅。
初日はホテルアベスト札幌
ホテルアベスト札幌(旧:ホテルサンルートニュー札幌)
住所 | 北海道札幌市中央区南2条西6丁目1 |
電話番号 | 011-251-2511 |
アクセス | 地下鉄南北線「大通駅」より徒歩3分 「狸小路商店街」まで徒歩0秒 |
客室数 | 306室 |
おすすめ | 2021年7月16日グランドオープン コンビニ併設 すすきの、大通公園まで徒歩圏内で便利 |
大通駅は広いうえに、ホテル最寄りの1番出口は端っこにあります。迷うくらいなら、駅員さんにサッと聞いたほうが良きです。
到着!このホテルに3泊します。
玄関には立派な胡蝶蘭が飾ってありました。
旧ホテルが閉館して、4ヶ月でこちらのホテルはできたらしい。
リニューアルオープンしてから、まだ1週間なのでピカピカのロビーでした。
必要なアメニティはフロントでもらう形式です。子供にはおもちゃがもらえたうえ、ロビーにはお酒とジュースのサービスも好印象でした。
部屋
部屋の写真を撮りたいなら、入室前に説明する(子供はすぐに部屋を荒らすため)
3泊するので、一般的な部屋よりちょっとグレードアップしました。室内に階段があって、下はソファー上はベッドルームタイプです。
上下の部屋にテレビがあるのは好印象でした。娘は階段に大興奮!
まず荷物を置いて、周辺を散策します。ホテルの横には、狸小路というアーケード街があってお店が立ち並んでいます。
ホテル周辺
商店街は屋根もあるし、飲食店もたくさんあるので散歩にはちょうど良かった。
ドトールがあったので、お茶タイム。
季節のヨーグルトドリンクとチーズケーキ&桃のミルクレープを頂きました。ここのお茶代は、妻がくれた三井住友カードでお支払い。
ドトールでビザタッチ支払いすると2,000円まで無料らしい。実質、無料でいただけました。こういう情報収集能力、ほんと凄い。
札幌市内中心部には、路面電車が走っています。珍しいので、狸小路⇔山鼻9条を往復してみました。
路面電車 | 料金(区間関係なし) |
大人 | 200円 |
子供 | 100円 |
支払いはSuicaが使えますが、チャージはできません。運賃は後払い。
あとから知りましたが、週末と祝日なら1枚370円で大人と子供1人が1日乗り放題の「どさんこパス」があるらしい。この日も祝日なので使えたはず。
2回乗ったので400円も支払ってしまい、ちょっと損した。
山手線のように周遊しているので、時間あるならずーっと乗っているだけで観光になりそうです。
その後、商店街を散策。普段は行きませんが、ガチャガチャ専門店にふらりと立ち寄ります。
珍しいガチャガチャに、大はしゃぎの5才児。しかも、ちょっとしたハプニング発生!
娘が、お釣りのレバーボタンを押しまくっていたら「チャリン♪」と100円が出てきたのです。100円をどうするのか、父娘会議が始まります。
父:「このまま持って帰ったらどうなる?」
娘:「お店から100円ドロボウしてる」
父:「ふむふむ、ではどうすればいいと思う?」
娘:「100円で買えるものを探す」
5歳にしては素敵な回答。店には100円で買えるガチャガチャが少なく、最終的に娘が買ったものはこちら。
本物の氷で、かき氷が作れるおもちゃ500円!結局、親の400円の出費となりました。ちゃっかりしてます。
何気ないハプニングも楽しもう!
初日の夕食はカツエ食堂
夕食の時間になったので、飲食店を探します。
しかし、子供が好きそうなお店が少なく、途方に暮れそう。イートインは諦めて、地元感のある中華屋さんでテイクアウトしました。
住所 | 札幌市中央区南2条西7丁目1ー5 |
連絡先 | 050-5451-9042 |
営業時間
(月曜定休) |
12:00~20:00
(料理L.O. 19:15 ドリンクL.O. 19:30) |
(2021年7月末現在)
母子旅ならこういう店、選ばないと思う。父娘旅だからいいよねと、娘に言い聞かす。
店内には、昭和すぎるおもちゃ&おかしがズラ〜リ。お子様には1つサービスということで、大興奮の娘。真剣にお菓子を選びます。
ホテルに戻って娘と乾杯!おしゃれなレストランより、美味しいよねと娘に言い聞かす。
父娘旅1日目のまとめ
いつもは妻が好きなJALどこかにマイルでの旅が多いけど、今回は初めてAIRDOに挑戦!機内誌は北海道の特集だから情報得られて良かったです。
思ったより暑い札幌市内でも、娘は嫌がることなく行動してくれました。久しぶりの父娘旅ですが、元気そうな姿を見て父は一安心です。
普段は照れくさいけど、抱っこや手を握ることが自然とできるのが旅の魅力。
主役は娘なので、親の旅行スタイルを押し付けるのではなく、まずは「楽しい!」と思ってくれるような旅時間を作ってあげたいです。
長かった初日はようやくおしまい。明日も北海道を楽しもうね。
ぜひ、2日目もご覧ください♪